会長挨拶
ようこそ、岡山キワニスクラブのホームページを御覧いただきありがとうございます。当クラブの初代会長を務めております、久保俊英と申します。
キワニスクラブは、1915年に米国で設立された民間の奉仕団体です。対象を子どもに特化しており、現在85か国、約7,400のクラブ、会員約19万人が、奉仕活動に取り組んでいます。「キワニス」の名前は、「みんな一緒に集まる。」というアメリカ先住民の言葉に由来します。日本では、1964年に東京キワニスクラブがアジア太平洋地域で最初のクラブとして設立されて以来、現在約2,000名の会員が所属しています。当岡山キワニスクラブは、日本で39番目のクラブとして2020年7月7日に設立されました。
看板事業であるキワニスドールの製作と贈呈を軸に、「すべては子どもたちのために。」を合言葉に、地元トップアスリートによるスポーツ教室やディスコン贈呈・体験会の開催、岡山市とタイアップしたオレンジリボン運動、また最近では岡山県立興陽高等学校様や岡山市佛教会様などとタイアップした置き布(さらしの反物)による病衣製作『お布施プロジェクト』など、多岐にわたるプロジェクトを展開しています。
気張らず、犠牲を払いすぎず、末永く皆で一緒に活動できるクラブでありたいと考えています。
最後に、当クラブの会員は企業のみならず個人参加の方も多数いらっしゃいます。たくさんの仲間を募っています。子どもたちの未来のために奉仕を希望される方は、是非事務局にお問い合わせください。
2023年2月
岡山キワニスクラブ
会長 久保 俊英
ご挨拶
岡山キワニスクラブ会員の八名信夫です。
私は、岡山に生まれ、岡山東商業高校を卒業するまでの多感な時期を、岡山で過ごしました。
その後、明治大学の野球部を経て、東映フライヤーズ(現在の北海道日本ハムファイターズ)に投手として入団するも、3年目の夏、試合中に腰の骨を骨折し、選手生命を断たれて現役を引退。その後、俳優に転身しました。
1983年(昭和58年)、悪役俳優達12人で「悪役商会」を結成してからは、「悪役の罪滅ぼし」と、老人ホーム訪問や重症心身障碍児の運動会・クリスマス会等に出向き、俳優達とボランティア活動を熱心に行ってきました。
2011(平成23)年3月11日に発生した「東日本大震災」。発生以降5年間にわたり、悪役俳優達と一緒に宮城県気仙沼市と福島県南相馬市へボランティアに訪れました。
大震災で家や家族を失った子ども達もいて、モノの支援も大切ですが、一番大切なものは「人への思いやり」であることを痛感し、映画製作に踏み切りました。自ら脚本・監督を務め、災害を受けた皆さんの笑顔が1日も早く取り戻せる日がくることを祈り、映画上映で得た収益は、復興支援として被災地に届けさせていただきました。
また、2016(平成28)年4月14日と16日に震度7を記録した「熊本地震」では、たくさんの友人達が被災しました。ここでも、地元の小学生から大学生、大人の皆さんに映画に参加してもらい、『駄菓子屋小春』を自費制作しました。熊本キワニスクラブや福岡キワニスクラブの皆さんも応援してくださいました。
2018(平成30)年の豪雨災害の際には、一日警察署長として真備町や総社市の皆さまを応援しました。その後、2020(令和2)年春、「ふるさとのために、少しでも何か役に立つことができたら」と、岡山に事務所を開設し活動しています。
岡山に事務所を開設した翌年、岡山キワニスクラブの皆さんと出会う機会があり、岡山キワニスクラブが、地元岡山の子どもたちのために、様々な活動を展開していることを知りました。私は、「子ども達の幸せな笑顔を ともに創っていきたい」と考え、同クラブへの入会を決意しました。
現在、他の会員と共に活動に参加し、直接子ども達と触れ合っています。子ども達の笑顔を見るとこちらまで笑顔になります。微力ではありますが、岡山の街が、子ども達の笑顔であふれ、安心して暮らせる街になるためのお手伝いができればと思っています。
看板事業であるキワニスドールの製作にあたっては、地元高校生のキワニスドール製作会に参加し、高校生達と一緒に針と糸を使って、キワニスドールを製作しています。
現在、40数名の岡山キワニスクラブの仲間達と活動をしています。一緒に活動したい、関心があるなと思われる方は、ぜひ一度、見学に来てみませんか。共に、子ども達の笑顔のために活動できることを楽しみにしています。
2023年2月
岡山キワニスクラブ
会員 八名 信夫